solutionplanning's blog ~趣味のおぼえがき

好きなことについて、おぼえがきをしているブログです。つまらなくてすみません。

ウルトラマラソン完歩のお話【ゴールに向かう編】

丹後100kmウルトラマラソンの孤軍奮闘記、いよいよラストです。

 

「絶対に完歩する!」 !!!!ラスト15キロ

 

ゴールまで海岸沿いの国道をひたすら走ります(歩き)。

 

私のようなタイムで走る人にとって、このあたりは応援の声も少なく、走り続ける人はほとんど皆無。

歩いては、走り、歩いては走り。を繰り返します。

 

国道沿いを進むので、歩道が細くとても追い抜きが出来る環境ではありません。

そのかわり、前のペースと後ろのペースに合わせて、何とか一定のスピードで、少しづつ前進前進!

 

このあたりで泣き言はいえません。強制収用なら仕方なし。

 

しかしながら自分からあきらめることはしたくない。

 

ここで、碇高原へ向かう20キロもの長い上り下りのときに諦めなかった貯金が活きてきます。

 

自分のスピードを守れば、必ず完歩できる時間帯だったのでした。

 

この少しの貯金がある限り、少々歩いても何とかなる!!!

 

下手すれば1キロ歩いて1キロ走っても何とかなる!!

 

 

こう考えて逆算していきます。

 

また、90キロを超えると表示もラスト9キロ、8キロと減っていきます。

沿道の応援も「頑張れ」から「行けるぞ」と変わりました。

 

休憩所も細かく置いてくださり、気合を入れなおすことが出来ました。

 

最終の休憩所に着くも、水被りだけで「気合を注入!」

 

前進!あるのみ!

標識が・・・

 

あと2キロ!

 

そうか・・・・98キロ走ってきたんだ!

 

 

99キロ、ラスト1キロ・・・ゴールの建物が遠くに見える(ような)

 

観衆も増えてきて盛り上がっています。もしかして・・・もしかする???

 

夕方になって暗くなっているにもかかわらず・・・

 

 

明るくなってきた・・・

 

 

自分の名前を呼ぶMCさんの声がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールが見えたー

 

 

必死で走る!!!!!

 

着いた。。。もう走れない。

 

座ることもできずにボーっと突っ立っていました。

 

時間は13時間30分

 

とても誉められたタイムではありませんが、よく走れたと思いました。

 

 

 

 

完走率が約半分なので、生半可な気持ちで臨んではダメだと知らされたのでした。

この話はおしまい。