ウルトラマラソン完歩のお話【レース序盤編】
準備万端?走る気満々?少し眠い?
いろいろ感情を抱えながらも必ずスタート時間はやってまいります。
0430スタートです。
スタート場所から500Mくらい走ると、真っ暗な道がしばらく続きます。「そういえば、ライト持ってくるの忘れた!」
心配いりません。
まず人がいっぱいで早歩きしている感覚です。そして、たくさんの方がライト持参ですので、前の背中も良く見えます。
誰か目立っている人についていこうと考えて、前へ前へ進みます。
3キロくらいからでしょうか・・・最初の上り坂が始まります。これが長い!(後になってこの考えが甘いことがわかります)そして、一旦下り、そしてまた長い上り・・・長い下り・・・ざっとこの区間5~7キロ程度あったかと思います。
「しまった!坂道の走り方知らない。。。」
周りはびゅんびゅん抜かしていきます。
スピードを殺して、丁寧にバテないように・・・っと。
いやいや、勝手に足がつっこんでゆきます・・・。
とにかく、足は使わないように。
ところが私は、一回目の下り坂で「や・ば・い」スイッチが入っていました。走ったことがないのではありません。
過去、下り坂でひざをケガしたことと足底筋膜炎を起こしてしまい、怪我が怖くて、恐る恐る走っている自分がいました。
再発したら、数ヶ月は影響あるしな、走れなかったらダイエットできないし、また太る・・・。
そんなことを考えながら、
たまに顔を上げると、景色は少し明るくなってきて、風光明媚な丹後半島が見られます。
温泉旅行で来ると最高なんやろなあ・・・。
そして、峠の休憩所で少し水分補給。そして、梅干(クエン酸)を少々。
さあ、下りかあ・・・。ってもしかするとこんな上り下りがずっと続くの???
そして、この坂道(山登り下り)は前半にもう一度通ります・・・。
どうしよう。冷汗