solutionplanning's blog ~趣味のおぼえがき

好きなことについて、おぼえがきをしているブログです。つまらなくてすみません。

純米酒研究 神亀

山田錦を60%まで精米して仕込んだその味わいは、蔵元が目指している「口にしたときやわらかく、最後にすうっと切れがよく」といった言葉がピッタリとあってはまる。熟成された濃醇な旨味とボリューム感が、口の中でふわっと溶けてなくなるような感じ。濃醇な酒だが、切れ味が鋭いためくどさは感じない。濃い目の味付けの料理と相性が良い。

・蔵元説明

神亀酒造は江戸時代末期の嘉永元年(1848年)創業。昭和62年(1987年)には、仕込む酒のすべてを純米酒に転換。戦後初の全量純米蔵に。「神亀」は、かつて蔵の裏手にあった「天神池」に棲むという「神の使いの亀」に因んだ銘柄名です。「とにかく良い米を。」と求め続けて、有機栽培の酒米を使い始めましたが、仕込んでみると、醗酵の経過も、酒の生命力も全然違う。「酒は、米から。」という事実を再認識することになりました。時間による熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していきます。これからも、米の良さが伝わるような、じっくりと熟成させた豊かな味わいをお届けしたいと思います。

 

神亀 純米酒   

神亀酒造 埼玉

[ スペック ]

飲み方:熱燗◎ ぬる燗◎ 常温○ 冷や△

度数:15〜16度未満

精米歩合:60%

日本酒度:+5〜+6

酸度:1.7 辛口